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これからPhotoshopを使う人に知って欲しい、ツールボックスの使い方


はじめに

画像の編集や制作の多彩な機能を持つPhotoshop。
写真を加工したり、絵を描いたりというイメージ編集の用途はもちろん、WEB
バナーやボタンを作ったりとWEB制作にも欠かせません。
たくさんの機能があるのは分かるけど、実際何ができるの?という、これから
Photoshopを使う方へまず基本となるツールボックスの使い方をご紹介します。

なお、本文ではCS6のツールボックスを用いて説明しています。
(バージョンにより差異があります)

ツールボックスの概要

 

tool_all1

では具体的に各ツールを見ていきましょう。
ツールの機能ごとに上画像の10区分に分けて説明します。
各ツール名は初期設定のツールです。

選択ツール

■長方形選択ツール

選択範囲を作成するツールです。
四角や丸、線といったシェイプのような形で選択範囲を作成できます。

[長方形選択ツール]
ドラッグした範囲が四角形に選択されます。
[楕円形選択ツール]
ドラッグした範囲が楕円形に選択されます。
[一行選択ツール]
クリックした位置の一行が選択されます。
[一列選択ツール]
クリックした位置の一列が選択されます。

■なげなわツール

選択範囲を作成するツールです。
手書きに近い感覚で複雑な選択範囲を作成できます。

[なげなわツール]
フリーハンドでなぞった範囲が選択されます。
[多角形選択ツール]
ポイントをクリックし、直線で囲った多角形の範囲が選択されます。
[マグネット選択ツール]
選択範囲の境界線にマグネット(スナップ)により範囲が選択されます。

■移動ツール

レイヤーまたは選択範囲を移動します。
移動させたいレイヤー(または選択範囲)の上でドラッグします。

■クイック選択ツール

ドラッグ、またはクリックした地点と近い色が選択範囲として選択されます。

[クイック選択ツール]
丸いブラシでドラッグした地点と近い色が選択範囲として指定されます。
ブラシの大きさは調整できます。
[自動選択ツール]
クリックした位置と近い色が選択範囲として指定されます。

tool_area1

 

切り抜き・スライスツール

画像を切り抜き、または分割するツールです。

[切り抜きツール]
自分が選択した位置で画像をトリミングします。枠上に表示されるライン
または角をドラッグして範囲を決めます。

[遠近法の切り抜きツール]
撮影位置からの距離により変形したオブジェクトの遠近感を取り除き、
正面から見たように補正します。補正したい地点をクリックし
バウンディングボックスを作成して切り抜きます。
[スライスツール]
ドラッグした範囲内にスライスを作成します。
[スライス選択ツール]
クリックしてスライスを選択します。

*スライスとは・・・画像を複数に分割する機能のことです。
スライスは、個々のファイルとして保存することができます。

tool_trimming

スポイト・注釈・測定ツール

画像内の色を吸い上げたり、色情報を知ることが出来ます。
また、画像内の距離の計測やオブジェクト数のカウントが出来ます。

[スポイトツール]
画像内のカラーをクリックで吸い上げます。吸い上げた色は[描画色]になります。
[3Dマテリアルスポイトツール]
3Dマテリアルの色をクリックして抽出し、[3Dマテリアルドロップツール]、
[塗りつぶしツール]に読み込むことができます。
[カラーサンプラーツール]
クリックしたポイントのカラー情報を表示します。(最大4か所)
[ものさしツール]
クリックした2点の距離、座標および角度を測定します。
[注釈ツール]
画像に注釈を書くことが出来ます。クリックした箇所、複数に作成できます。
[カウントツール]
クリックして画像内に数字を振り、カウントすることが出来ます。

tool_asyringe

レタッチツール

汚れや背景、不要な部分の除去、合成、エッジや明るさの調整などが行えます。

■スポット修復ブラシツール

画像の一部を元にして傷や汚れを除去したり修復したりできるツールです。

[スポット修復ブラシツール]
ブラシでクリック、またはドラッグしたポイントの汚れやオブジェクトを除去します。
[修復ブラシツール]
サンプル、またはパターンを選択してペイントし画像のキズや汚れを修復します。
[パッチツール]
サンプル、またはパターンを選択して画像の選択範囲内のキズや汚れを修復します。
[コンテンツに応じた移動ツール]
オプションバー「適応」の「構造」と「カラー」で形と色味の保持率を指定して
オブジェクトを移動させると背景になじませて移動させることが出来ます。
[赤目修正ツール]
フラッシュ撮影による赤目を修正します。

■コピースタンプツール

画像の一部やパターンをブラシの範囲でスタンプできるツールです。

[コピースタンプツール]
画像の一部をブラシでサンプリングし、スタンプすることが出来ます。
[パターンスタンプツール]
選択したパターンを画像内にスタンプすることが出来ます。

■消しゴムツール

不要な部分、背景などを消し去るツールです。

[消しゴムツール]
ブラシでドラッグした範囲を背景色にします。(レイヤーの最下層の場合)
レイヤーで使用した場合、直下にあるレイヤーが透過されます。
[背景消しゴムツール]
消しゴムブラシ内にある+部分の色を除去することでドラッグした範囲を
透過させます。
[マジック消しゴムツール]
クリックした箇所と同じ色の範囲を透過します。

■ぼかしツール

画像内のエッジを調整します。

[ぼかしツール]
ブラシでドラッグした範囲をぼやけさせます。
[シャープツール]
ブラシでドラッグした範囲を鮮明にします。
[指先ツール]
ドラッグした範囲をカンバスを指でこすったように、にじませます。

■覆い焼きツール

ブラシでドラッグした範囲を明るさや彩度の調整をします。

[覆い焼きツール]
ブラシでドラッグした範囲を明るくします。
[焼き込みツール]
ブラシでドラッグした範囲を暗くします。
[スポンジツール]
オプションバーで彩度を[上げる]または[下げる]を選択し、ブラシでドラッグ
した範囲の彩度を変更します。

tool_retouch

ペイントツール

フリーハンドで線描を描いたり、色を塗ったり出来ます。

■ブラシツール

[ブラシツール]
手書きのような線描、または筆のような色塗などが出来ます。
ブラシのサイズや形はオプションバーで変更することが出来ます。
[鉛筆ツール]
ブラシツールと動作は同じですが、よりシャープではっきりした
線での描画になります。
[色の置き換えツール]
ブラシでドラッグした範囲を描画色に置き換えます。
[混合ブラシツール]
ブラシでドラッグした範囲の色やテクスチャが混ざり合います。

■ヒストリーブラシツール

[ヒストリーブラシツール]
ヒストリーパネルで[ヒストリーブラシのソースを設定する](ヒストリー
表示の左側)にチェックを入れた時点の画像をブラシにします。
ブラシでドラッグするとその時点の画像が現在の画像にペイントされます。
[アートヒストリーブラシツール]
ヒストリーブラシと使い方は同様ですが、オプションバーにある[スタイル] で選択した効果を適用したタッチになります。

■グラデーションツール

線形、円形、円錐形、反射形、菱形などのグラデーションを作成します。
または塗りつぶします。

[グラデーションツール]
オプションバーでタイプを選び、画像内にラインを引くことでサイズを
設定するとグラデーションで塗りつぶされます。
[塗りつぶしツール]
クリックした地点と近似した色の範囲を単一色(描画色)で塗りつぶします。
[3Dマテリアルドロップツール]
オプションバーでマテリアルを選択し、[マテリアルの読み込み]ボタンを
クリックしてから3Dマテリアルをクリックすると読み込まれたマテリアルで
塗りつぶすことが出来ます。

tool_brush

描画・文字ツール

パスやシェイプ、テキストレイヤーなどを作成するツールです。

■ペンツール

ベジェ曲線で構成されるパスを作成、編集するツールです。
滑らかな曲線での境界線や選択範囲を作成することが出来ます。

[ペンツール]
クリックでアンカーポイントを作成し、滑らかなエッジのパスを作成します。

tool_pass

[フリーフォームペンツール]
フリーハンドでパスを作成できます。フリーにドラッグしたところにパスが作成
され、パスをクリックすると自動的にアンカーポイントが追加されます。
付加されたアンカーはドラッグで移動でき、パスを調整することが出来ます。
[アンカーポイントの追加ツール]
作成したパスのセグメント上にアンカーポイントをクリックで追加できます。
[アンカーポイントの削除ツール]
不要なアンカーポイントをクリックで削除します。削除するとそのアンカー
ポイントにより形成されたラインも元に戻ります。
[アンカーポイントの切り替えツール]
アンカーポイントをドラッグすると方向線を追加できます。
またはアンカーポイントをクリックすると直線(または折れ線)にリセット
されます。

■パスコンポーネント選択ツール

パスで描かれた図を選択します。

[パスコンポーネント選択ツール]
アンカーポイント、方向線、方向点を表示します。
[パス選択ツール]
クリックでセグメントやアンカーポイントを選択して移動させたり
調整することが出来ます。

■横書き文字ツール

テキストを作成するツールです。文字のサイズや色、フォントの種類は
オプションバーか文字パネルで変更できます。

[横書き文字ツール]
選択中のフォントでテキストを横書きで作成します。
クリックした位置から入力でき、書いたテキストはレイヤーとなります。
[縦書き文字ツール]
同様に縦書きでテキストを作成します。
[横書き文字マスクツール]
選択中のフォントの形状の選択範囲を横書きで作成します。
[縦書き文字マスクツール]
同様に縦書きで作成します。

■長方形ツール

シェイプの作成ツールです。作成したシェイプはレイヤーとなります。

[長方形ツール]
ドラッグした範囲に四角形のシェイプが作成されます。
[角丸長方形ツール]
ドラッグした範囲に角丸四角形のシェイプが作成されます。
オプションバーで角の丸みは調整できます。
[楕円形ツール]
ドラッグした範囲に楕円形のシェイプが作成されます。
Shiftを押しながらドラッグすると正円になります。
[多角形ツール]
ドラッグした範囲に多角形のシェイプが作成されます。
オプションバーで角数を設定できます。
[ラインツール]
ドラッグした範囲に線状のシェイプが作成されます。
オプションバーで線の太さが調整できるほか、破線にすることもできます。
[カスタムシェイプツール]
ドラッグした範囲に矢印、図形、記号、オーナメントなどのシェイプリスト
から選択したカスタムシェイプが作成されます。

ナビゲーションツール

■手のひらツール

[手のひらツール]
ウィンドウ内で画像をドラッグして任意の位置にスクロールさせます。
[回転ビューツール]
[変形]や[画像の回転]を使わずに元の画像のまま、ドラッグでビューを
回転させ、そのまま作業を行うことが出来ます。
[ビューの初期化]で元の向きに戻ります。

tool_view

■ズームツール

画面のクリックでズームイン、またはズームアウトします。
ズームインとズームアウトはオプションバーかAltで切り替えできます。

描画色と背景色ツール

描画色と背景色を指定します。(左が描画色・右が背景色)
ここで指定している色がブラシ、塗りつぶしなどの色となります。
右上の矢印と背景色と描画色を入れ替えることが出来ます。
また、カラーの上でクリックをすると、カラーピッカーが開き、
色を作成することが出来ます。

tool_color

画像描画/クイックマスクモード

画像の描画モードを指定します。クイックマスクモードにすると画像にマスクができ、
選択範囲をブラシでペイントする感覚で調整できます。クリックで切り替わります。

tool_quick

スクリーンモード

画面表示を選択で切り替えることが出来ます。フルスクリーンはEscで解除します。

[標準スクリーンモード]
通常のスクリーンサイズです。
[メニュー付きフルスクリーンモード]
メニューバー、オプションバー、ツールボックスやウィンドウで表示している
各パネルの表示は残した状態で最大化します。
[メニューなしフルスクリーンモード]
編集中の画像のみがフルスクリーンで表示されます。メニューバーやツールボックスが
表示されないため、通常サイズに戻るときはEscで戻ります。

tool_screen

最後に

いかがでしたか?ツールボックスだけでもたくさんの機能があるPhotoshop。
これを使いこなすだけでも随分いろいろなことが出来そうだけど覚えられない
・・・と思われたかも知れませんが、もちろんWEBデザインに使う場合、写真の
加工に使う場合、イラストを描く場合、等々使う用途によって便利なツールは
異なります。まずは機能を使ってみて、実感してシーンに合うツールを見つけて
くださいね。

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