creatersnest10

パスファインダーを使いこなして複雑な図形を書いてみよう


Illustratorの「初心者」から脱出する目安はいくつかありますが、そのひとつとして、パスファインダーを自由に操れるかどうかといったところがあります。
パスファインダーを使うと多種多様な複雑な図形を描くことができ、効率が2倍にも3倍にも上がることがあります。
今回はその便利なパスファインダーを使いこなして、複雑な図形を短時間で描いてみましょう。

パスファインダーを使って、雲を書く

1.まず、楕円形ツール等で、複数の円を重ねるように描いていきます。
まずは下図のように、円はまばらに配置していきましょう。

楕円形ツール等で、複数の円を重ねるように描きます。

2.選択ツールで、描いた円すべてを選択していきます。

選択ツールで、描いた円すべてを選択します。

3.メニュー「ウインドウ」—「パスファインダー」の順にクリックし、
「パスファインダー」パネルを表示します。

「パスファインダー」パネルを表示します。

4.「パスファインダー」パネル上の「形状モード:合体」ボタンを押下します。

「形状モード:合体」ボタンを押下します。

5.すると、描いた円がすべて合体され、なおかつ外郭だけが残った形になっていきます。

描いた円がすべて合体され、なおかつ外郭だけが残った形になります。

6.最後に、塗りや線など任意に設定して、完成です。

塗りや線など任意に設定。

このように、パスファインダーを使うことによって、
複雑そうな図形を簡単に描画することができますね。

雲画像

パスファインダーを使って、くり抜きを描く

今度は、パスファインダーを使って、
下図のような形のくり抜きをしていきましょう。

星のくり抜き画像

1.くり抜きたい形を描画しますが、丸でも三角でも何でも構いません。
ここでは、スターツールを使っていきますが、塗り、線の色は何でも構いません。

くり抜きたい形を描画。

2.くり抜き元となる長方形などを描画しますが、こちらも、塗り、線の色は何でも構いません。

くり抜き元となる長方形などを描画。

3.長方形の重ね順を「最背面」にして、その上に、くり抜きたい描画を乗せていきます。
(くり抜きたい描画の重ね順は「最前面」にして下さい)

長方形の重ね順を「最背面」にして、 その上にくり抜きたい描画を乗せます。

4.描画したものすべてを選択し、「パスファインダー」パネル内の「中マド」をクリック。

描画したものすべてを選択し、 「パスファインダー」パネル内の「中マド」をクリックします。

5.すると、星形にくり抜きが出来ました。
くり抜きたい形の塗りの色(ここでは黒)が、全体の色となっています。

星形にくり抜きが出来ました。

同じ要領で、下図のインクのシミのような複雑な描画も簡単に切り抜きをすることができ、
特に、シミの散らばった部分や細部なども、切り抜きとして表現しています。

インクのシミのような複雑な描画も、 簡単に切り抜きをすることができます。

その他のパスファインダーについて

これまで、パスファインダーの「合体」と「中マド」をご紹介しましたが、
下図を元に、他のパスファインダーについてもご紹介していきますね。

「全面オブジェクトで型抜き」
名称の通りで、最背面の描画のみ。

全面オブジェクトで型抜き

「交差」
描画すべてが共通する部分のみが残りますね。

交差

「分割」
交わっている箇所すべてが分割されていき、前面、背面関わらず、すべてが分割されます。

分割

「刈り込み」
最前面の描画はそのまま生かされ、以後、背面の部分は全面の描画でくり抜きされています。

刈り込み

「合流」
刈り込みと非常に似ていますが、色の区別によって分割されます。

合流

「切り抜き」
前面の描画で切り抜きされていき、「クリッピングマスク」に似ています。

切り抜き

「アウトライン」
描画すべてがオープンパスに変換されていき、さらに分割状態になります。

アウトライン

「背面オブジェクトで型抜き」
前面の描画が、背面の描画を元に型抜きされます。

背面オブジェクトで型抜き

パスファインダーのまとめ

パスファインダーは型抜きだけでなく、複雑な描画をする上で非常に効率的なツールと言えますね。
いかに正確かつ短時間に複雑な制作物を仕上げるかというシーンにおいては、パスファインダーはとても有効なツールです。

これらのパスファインダーを制作用途によって使い分けられるように、日々トレーニングしていきましょう。

本サイトが運営するWebデザインのオンラインスクールが公開中!
以下のリンクからお申込みで、特別料金の70%OFF!

未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコース
こちらのコースは全くの未経験の方が、プロのWebデザイナーとして働けるレベルになることを目的としたコースです。
・全422レッスン & 42時間! 通学スクール80万円相当の内容
・授業×チャレンジ課題で実践的なスキルが身につく!
・過去1100名以上のスクール卒業生を輩出した、 Webサービス運営企業・デザイナー輩出企業だからこそ作れるプログラム

Webやアプリの最新デザインツール Sketch3 |100レッスンの完全マスターコース
Sketch3未経験からプロレベルを目指す、充実したコースです。
Sketch3の単なる機能説明をするような、つまらないコースではなく、アイコン制作、ボタン作成、メインビジュアル制作、Webページの制作など、実際の制作をしながら実践力を身につけます。
1000名以上の卒業生がいる実績ある日本のWebデザインスクールが提供しています。


Next ArticleIllustratorで温かな雰囲気の水彩画を描いてみよう