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【Illustrator】透明パネルでできることと、その使い方


今回はIllustratorの「透明パネル」についてご紹介いたします。
制作時においては、オブジェクトの「不透明度」設定に使用する場面が多いのではないでしょうか。
「不透明度」以外にも、面白い効果を得られる機能が備わっていますよ。
どんなことが出来るのかご覧ください。

「透明」パネルの機能

オプションが表示されていない場合は、パネル右上にあるプルダウンメニューから「オプションを表示」をクリックしてください。

透明パネル

・不透明度

オブジェクトの不透明度を設定できます。100%で不透明、0%で透明となります。
こちらの設定はツールバーにある「不透明度」と同じです。

・描画モード

重なったオブジェクトをどのように描画して見せるか、を設定できます。
描画モードは16種類あります。

・通常
初期設定のモード
オブジェクト同士は元のベタ塗り状態で重ねて表示されます。

01

・比較(暗)
重なったオブジェクトのカラーの暗い方を優先して表示します。

比較(暗)

・乗算
影を表現する際などによく使用されます。
オブジェクトのカラー同士を掛け合わせた色の表示となります。
元の色よりも必ず暗い色になります。

乗算

・焼き込みカラー
重なったオブジェクトの色を暗くして、元の色に重ねます。

焼きこみカラー

・比較(明)
比較(暗)の反対で、重なったオブジェクトのカラーで明るい方を優先して表示します。

比較(明)

 

・スクリーン
オブジェクトの色同士を反転して掛け合わせ、明るく表示します。

スクリーン

・覆い焼きカラー
ピカッと光るハイライトの表現などによく使用されます。

覆い焼きカラー

・オーバーレイ
元の色に対し、乗算もしくはスクリーンを適用します。

オーバーレイ

・ソフトライト
重ねた色に応じ、下になる色の明るさを変化させるモードです。

ソフトライト

・ハードライト
重ねた色に応じて、乗算もしくはスクリーンを適用します。

ハードライト

・差の絶対値
色同士の明るい方から低い方を引いて表示します。

差の絶対値

・除外
差の絶対値と同様ですが、コントラストが弱く表示されます。

除外

・色相
重ねた色の色相で、下の色の輝度と彩度を維持した色を表示します。

色相

・彩度
重ねた色の彩度で、下の色の輝度と色相を維持した色を表示します。

彩度

・カラー
重ねた色の色相と彩度で、下の色の輝度を維持した色を表示します。

カラー
・輝度
重ねた色の輝度で、下の色の色相と彩度を維持した色を表示します。

輝度

・描画モードを分離(オプション)
一番下に重ねられたオブジェクトに描画モードを適用するかどうかの設定です。

 

・不透明マスク

透明度のあるマスクを作成し、オブジェクトの不透明度を設定できます。
マスクはモノクロで作成します。
白が不透明、黒が透明となります。

・マスクの適用
元になるオブジェクトと、マスク用のモノクロオブジェクトを用意して重ねます。
2つのオブジェクトを選択し「透明」パネルの「マスク作成」をクリックします。
グラデーションのマスクを重ねれば、オブジェクトが徐々に透明になっていくような効果を得ることが出来ます。

不透明マスクの作成

元のオブジェクトに、グラデーションのマスクを重ねた例です。

不透明マスクの適用

・マスクの編集
適用したマスクは編集する事が可能です。
「透明」パネル内のマスクのサムネイルをaltキーを押しながらクリックします。
すると、マスク用オブジェクトが表示されますので編集します。
編集が完了したら、「透明」パネル内のオブジェクトサムネイルをクリックします。

不透明マスクの編集

・マスクの一時解除
マスクの効果を見た目に無効としたい場合は、マスクのサムネイルをshiftキーを押しながらクリックします。
サムネイルに赤いバツが表示されます。
再度表示したい場合も、同様にマスクのサムネイルをshiftキーを押しながらクリックします。

不透明マスクの一時解除

・マスクの解除
マスクを解除するには「透明」パネル内「解除」をクリックします。

・クリップ
「クリップ」を有効にしていると、マスクからはみ出した部分の元オブジェクトを透明にして表示します。
無効にすると、マスクからはみ出したオブジェクトが表示されます。

・マスクを反転
マスクの明度を反転します。

・グループの抜き
透明オブジェクトがグループ化されている場合に有効となる機能です。
重なる部分を透明で抜くかどうかを選択できます。

・不透明マスクで形状の抜きを定義
グループ化された不透明マスクを適用しており、上記の「グループの抜き」が設定されている場合に有効となる機能です。
不透明マスクの透明度によりオブジェクトの透明度を設定できます。

まとめ

面白い視覚効果を得ることが出来る「描画モード」や、オブジェクトの不透明度をグラデーション等で設定できる「マスク機能」などをご覧いただきました。
「透明」パネルでは、オブジェクトの不透明度設定だけでなく様々な表現に活用する事が出来ます。
ぜひご活用ください。

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Illustratorってとっつきにくいなあと思っていたのですが、便利な機能を知っていくうちに楽しくなってきました。 「illustratorって楽しいな」と感じるきっかけになることができれば嬉しいです。

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