title_【デザイナー向け】Illustratorでのロゴ製作にぜひ使いたいチュートリアル集

【デザイナー向け】Illustratorでのロゴ製作にぜひ使いたいチュートリアル集


「ロゴをつくる」というのは、技術レベルとしては微妙なあたりから始められるものですが、蓄える知識や文化、企業や団体理解など、多くの要素が必要となります。

現実に採用される案としても、「デジタル作成万能主義」でもなく、実際には手書きデザインから良質なものを選定し、そこからのトレースやデジタル化などとなることも多いものです。

それでも、版下作成のための製作技法は重要!

そこで今回は、いろいろなロゴ製作に対応すべく、ありとあらゆる加工技法を網羅したチュートリアルを、基本からやや応用までご紹介します。

目次

<まずロゴはどんなときに使うのか>

良く知られているのは、シンプルな「CI系ロゴ」や、「ブランド名等」「徽章(会社のピンバッヂなど)のもとになるもの」です。
そのほかにも、「ショップや広告の看板」や「バナー」「番組や出版物の題字」「雑誌や広告の見出し字」「製品刻印」あまり知られていないものとして、各媒体に広告を打つ時にかならず使う形状などを設定しておき、どのメディアでも認知性を高めるといったものなどがあります。
過去にサービス企業などを立ち上げるに際し、認知度向上や若者などの人気獲得のため、自社ロゴと同一のフォント一式を作成して、リリースなどというのが流行ったこともありました。

 

<媒体向けに使い分ける>

よくカラーテーブル自体は、印刷媒体のレベルや画面表示などで指定されたモノなどから選択しますが、それ以外にも、
一度納品後に、WEBや同文で媒体を変えての利用(たとえば紙面広告だけだったものを、窓貼りや看板などにアレンジ)など変形可塑性に対応し、ある程度のサイズや比率変形などを行っても細部の視認性や、多少エッジなどを変えても同系統の文字として認識されるような工夫などが必要になります。

ほかによくあるのは、当初カラーでのロゴデザインを依頼してきたものの、評判がよく、名刺やその他でごく縮小利用したい…といったときの比率やサイズ、カラー対応etc
このあたりになると、全く別に引きなおさなければ可読性上の問題も、イメージが保てないといったこともあり、企業やブランドロゴを作る際には、まず、

クライアント先を「よくよく眺めなおす、現在までの使用状況はどうなのかという作業は必須」です。

<ロゴの作り方チュートリアル>

■基本操作

・Hand Lettering: How to Stylize Your Letters by Scott Biersack

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http://design.tutsplus.com/tutorials/hand-lettering-how-to-stylize-your-letters–cms-23610
通常フォントの文字パスからの簡単なアレンジの基本事項を紹介してくれているこのチュートリアル。
日本語フォントでもこういった細部アレンジのシンプルなものはとても好まれるので、ます初めにチェックしておくべき基本事項集大成です。

 

・How to Create a Colorful, 3D Text Effect

 

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http://design.tutsplus.com/tutorials/how-to-create-a-colorful-3d-text-effect–vector-4358
シンプルステップでできる、太文字カラフル系です。
デザインしている側からすると、需要薄かな? いや手抜きし過ぎかな?と思うことも多いものですが、
あまりいじり過ぎて逆に避けられるといったことなどもあります。

実際プログラマー側が同種のなんちゃって文字を作成するときは、レイヤーで同位相サイズ違い重ね程度で描いていたり、(下の方にあるナンバープレート応用のこと)
またそういったほうが、視認性や万人受け面で選ばれてしまい「僕の苦労が」ということも世の中にはたくさんあります。
シンプル=社会ではそれで良い という認識をすることも大切です。
基本操作の一括復習としてもおススメです。

 

・Hand Lettering: A Project From Start to Finish by Scott Biersack

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http://design.tutsplus.com/tutorials/hand-lettering-a-project-from-start-to-finish–cms-23859
カリグラフィー用文字からの起こし。もともと自宅にそういうペンのある美大生以外は、初めからイラレ上で起こすことになります。
なぜかデジタル上だと筆向きで不自然になってしまうことも多いので、やはりこういったハンドライティングとの差分として発生しがちなものも、目で見て傾向認識しておくことも必要。

 

・Quick Tutorial: Create a Reusable Retro Type Treatment

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http://vectips.com/tutorials/quick-tutorial-create-a-reusable-retro-type-treatment/
文字形や簡単背景などを含めた基本ロゴデザイン。
ボタンなど大量作成の際の、手法練習用としてもちょうどいい感じです。

 

・Illustrator Quick Tips #2 – Scatter Brushes

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http://abduzeedo.com/illustrator-quick-tips-2-scatter-brushes
こちらも「顔写真1枚イラストを描くよりも簡単に終わるアレンジ」ですが
背景アイテムを作成して散らばしたりといった、単純ステップで、見た目はかなり豪華です。
基本操作の練習用にもぴったり。

 

・Illustratorでロゴをデザインする by adobe

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https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/design-logo.html
基本操作です。
単純操作とはいえ、若手男子ウケの見込める、かっこいいロゴがあっというまに作れます。
こういったロゴを専門にされている方もあるので、これらのバリエーションなどを常々練習しておくにも、ムダは無いはずです。

 

・Illustratorの整列とパスファインダーを使ったシンプルなロゴの作成手順

ロゴ作成 整列ANDパスファインダ

http://yonkame.com/category/logo/
かなり簡単作業ですが。雑誌や広告など応用の効く便利なつくりかたです。

・Illustratorで調整に強いアイコン、ロゴ、UIづくり 第1回:アイコンをつくる

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https://blogs.adobe.com/creativestation/web-illustrator-icon-logo-ui-part-based-icon
基本操作ばかりですが、どんな仕事の時にも外せない配慮の総復習として、あらためて見ておくのはいかがでしょうか?

 

■背景やカラーにこだわる

・Ornate lettering

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http://www.computerarts.co.uk/tutorials/ornate-lettering
木を染めた看板風のフォントと背景。これも商業デザインなどでは需要多いだけに、自分の普段の作り方に疑問を覚えている皆様にも必須ですね。

 

・TECHNIQUE: Emboss Text Effect

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http://rwillustrator.blogspot.jp/2008/07/technique-emboss-text-effect.html
けっこう複雑なPSでの作り方は確かに多いのですが、これならイラストとの相性も良くてツカエマスネ。

 

■フォントのパスのフォルムにこだわる

・Creative Process – Making an Ambigram in Illustrator

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http://www.dezignmusings.com/2009/08/creative-process-making-ambigram-in.html
既存のフォントからの加工、基本の手法です。

 

・The Hidden Power of the Average Command: Creating Swirly Type by Diana Berg

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http://design.tutsplus.com/tutorials/the-hidden-power-of-the-average-command-creating-swirly-type–vector-3225
線を変形させてツール登録した後、文字のパスに適用していくもの。
簡単ですが、かなり味のある自体に仕上がりますね。
線のくしゃくしゃ感を、パスへのジグザグを残しながら作成しておけば、もうすこし硬い感じにも応用できて便利です。
似たようなもので、文字のアウトラインパス自体を各文字でバラバラに設定しておき、複数レイヤーにおいていろいろな条件設定でのパス変形をかけて重ねるといったやり方もあります。
手数としては、後者が簡単です。

 

・Team Awesome: From Hand-Lettered Logotype to Vector in Adobe Illustrator by Roberlan Borges

 

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http://design.tutsplus.com/tutorials/team-awesome-from-hand-lettered-logotype-to-vector-in-adobe-illustrator–cms-23737

昔はよくこういったロゴ起こしの専門の方がいらした、あのアメ風手書き文字のアレンジ方法です。
アレンジというより、アレンジのツボを紹介しつつ手書きからのパスどり、キレイに見せる細部のカッティングなどを紹介してくれているので、見たことのない方は是非!の1本。
完全3Dではなくて、どこかだけ持ち上がった風のアレンジはこうやってつくっているんですね。

 

・How to Create a Chalkboard Vector

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http://vectips.com/tutorials/create-a-chalkboard-type-treatment/
シンプル簡単な黒板文字。手数も少ないので、初めて取り組むにもおすすめです。

 

・Creating a crazy cool logo by abduzeedo

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http://abduzeedo.com/creating-crazy-cool-logo
変形シンプルアルファベットロゴのこちら。似たタイプのフォント需要も多いのですが、つくり方の応用も利きそうです。

 

■テクスチャーにこだわる

・Create a Furry Calligram in Illustrator by Sharon Milne

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http://design.tutsplus.com/tutorials/create-a-furry-calligram-in-illustrator–vector-3965
もこもこ動物ハラコです。レオパードなども元のモチーフを太めのCや○などで描けば可能なのですが、なかなか自然に仕上がりにくいもの。
境界ぼかしとコントラストの色味別調整がポイントになります。

 

・Create a Stitched Type Effect in Adobe Illustrator by Anne Elster

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http://vector.tutsplus.com/tutorials/text-effects/create-a-stitched-type-effect-in-adobe-illustrator/
かんたんなつくりかたのステッチ風文字。

 

・How to Create Candy Cane Typography with Photoshop and Illustrator

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http://www.pixel77.com/how-to-create-candy-cane-typography-with-photoshop-and-illustrator/
くねくねのキャンディロゴです。あまい系はほかにもクッキークラッカーや綿菓子、ステッチなど、いつもかわらず需要がありますね。

 

・Vector Tutorial : Create a cool Water Text Effect dripping texture

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http://www.aivault.com/2008/06/24/tutorial-create-a-cool-water-effect/
水ベースからメッシュで作っています。
丸以外の立体などにすればほかの加工にも応用できるので、この機会に手順慣れするのもいいかもしれません。(よく広告などで見かける、CIやブランドロゴ、ハートなどモチーフの型しずくはこれです)

■シェードや光にこだわる

・Creating an Environmentally Friendly Green Type Treatment by Ryan Putnam

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http://design.tutsplus.com/tutorials/creating-an-environmentally-friendly-green-type-treatment–vector-37
しずくや影の付いた植え込み風フォント。POPなど含めて、また水上や虹等のモチーフにもつかえ広く応用も利きそうです。

 

・Create a Glowing Neon Sign using the Appearance Palette – Screencast by Ryan Quintal

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http://design.tutsplus.com/tutorials/create-a-glowing-neon-sign-using-the-appearance-palette-screencast–vector-4014
比較的シンプルなステップ(とはいえ全編で40分ほどある)でできているこのネオン。
小型広告印刷などであれば、こちらで十分ですね。

 

・How to Create a Neon Text Effect in Adobe Illustrator posted by: Iaroslav Lazunov

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http://vectorboom.com/load/tutorials/text_effect/how_to_create_a_neon_text_effect_using_adobe_illustrator/6-1-0-15
アクリル板の断面を発光させたような仕上のこちら。家電系他いろいろに使えそうです。(アウトラインをとるときにもうひと手間かけて、一度得たパスを整理し、アウトラインからもう1つパスを取得する方が、拡大仕様にも耐え、日本人万人向きの品質だと思われます)

 

・Let’s Make a Playful Yet Robust 3D Letter Design by Jonathan

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http://vector.tutsplus.com/tutorials/illustration/lets-make-a-playful-yet-robust-3d-letter-design/
簡単手順なのに、かなり3Dらしく見えます。
手数が少なくて済むので、短い動画化用ベースにも、使えそうですね。

 

■高難易度のものにトライしてみる

・Illustrator(イラストレーター)でよくあるロゴデザイン(129)

ジグソーパズル文字3D

http://kohtguchi.at.webry.info/201009/article_6.html
比較的面倒な並べモノ仕事ですが、この手順なら思いのほか要素は簡単です。

 

・Create a Dream Design with 3D Typography by Adam Wagner

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http://gomedia.com/zine/tutorials/create-dream-design-3d-typography/
むかしはレンダリング系ツールで作成していたこういったフォームの凝ったものも、いまは簡単にイラレで可能になりました。
こちらでも映像作品などに広く対応してくれそうな高品質ですが、テクスチャ自体の貼り方などを工夫していけば、もっとアップでも自然な、さらに高級感ある3Dになりそうです。
後でやってみよう。

 

・Premium Tutorial: Meltdown Text Effect By bobby sandhu

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http://www.vectordiary.com/illustrator/meltdown-text-effect-tutorial/
プレミアム有料チュートリアル。
溶けた質感のロゴは、これからの季節需要大ですね。(メルト飾りをつける前に、塗りつぶし面をランダムに大き目の直線分割しても、もうすこし自然な、霜のついた窓や氷面的な印象となります)

 

・How To Create Detailed Gothic Linework Typography

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http://blog.spoongraphics.co.uk/tutorials/how-to-create-detailed-gothic-linework-typography
商業ロゴやバナーなど、男子系からクリスマスなどイベントまで需要も多いこちら。
まだ習得されてない方は、この機会に如何でしょうか?
メタル+変わったシェード+エンブレムの合わせ技です。

まとめ

いかがでしたか?

基本としては、このくらいをオサエテおけば、無茶なラフからの起こしでもなんとかなるものです。

ロゴ関係は名刺などから広告まで、幅広くあり、TIPSも同じテクスチャでもつくり方違いを複数など、100程度はご紹介したい・・・といった感じではあります。

デザインだけではなく印刷の都合上から、「本当は、こういうマークをきれいに出すには、それなりのお金がどこかに発生するので…」を”理解してもらうこと”も、打ち合わせの輪の中では大切なことです。

(小規模事業者の社内利用であれば、「多少コスト高でも、毎回社内で複合機印刷してもいい!」 あるいは、超優良企業や特定業界や役員など中心に、「CI部分だけ別刷りでシルクや型箔押しなどで用紙作成しておけばいい、見た目が良ければ」… というクライアントさんもないわけではないのですが)

 

印刷会社の発注先というのは、小規模や専門系印刷をメインにされているクライアントさんでは、変更が効かないものです。
発注に際し、それらを全く開示してこないといったところもありますが、印刷業者名ではなく、印刷仕様については予め確認しておくのが「基本でしょう」

 

現場では、指定されていた要件から、あとから色数や画素低減など、デザイン上からありえない要求をされることも多くあります。
引きなおしてしまえばいいと思いがちですが、既に利用されて認知が広がっている場合や、決済者が大変その案でお気に入りの場合などにおいて、
デザイン側が要求しても、「いや、画素数荒くてもそのままで」 といったケースなどがあります。

そういう仕事は、デザイン制作側にとっては「痛恨のダメージ仕事」としてカウントされるわけですが、
そういった「自己における心の傷」から守るためにも、やはり仕様確認はしっかりしておきましょう。
また、印刷屋さんによっては ”本当に同じ機材インク用紙利用でも、まるで別スペックのような神業を見せてくれるオペレーターさん” もたくさんいます。(精細さの求められる印刷物などで、多色=>費用や配布展開の予算関係で急に減色=>泊り仕事の日々を避けるにも、こういった申し出の出力面での「頼れる相談相手の印刷オペレーターさん」は大切な存在です)
普段サンプルなどを作成される業者さんと懇意にしておき、「良い印刷オペレーター」さんを各地に複数確保しておくこと…というのは、今後大きなお仕事をする上でも、実際にとても大切なことなのです。

学校では学びにくい、「クライアントさんやその顧客が求める、”デザイナー側と ことなる感覚や視的ポイント”」のためのあらゆる知識の習得も、アートやデザイン外の学術領域や社会の「マナビ」から、きちんと蓄えたいものです。

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