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Illustratorで図形の形状を崩さずに拡大/縮小するためのポイント


Illustratorの特徴は、他のAdobeソフトにはない綺麗な拡大/縮小機能です。特にポスターや紙面への印刷を求められる制作において重要視され、クオリティを左右する重要なポイントになります。
細かい図形、ざっくりした図形など種類はありますが、基本的に押さえるポイントは同じです。
そのことを念頭に、今回は図形を綺麗に作成するポイントをご紹介しながら、皆様の制作をサポートします。

TPOによるパス化の有無

TPOによるパス化の有無1
TPOによるパス化の有無2
Illustratorで図形の拡大/縮小をする時、まず頭においておきたいのはパス化の有無です。
図形には最初からパス化されているオブジェクトと、後からパス化するオブジェクトの2通りがあります。
Illustratorで作成された図形は、基本的にすべてパス化されています。なので、後者は基本的にフォントなどの利用を指します。(アウトライン化)
両者とも異なる注意を要するため、図形を変形する前には必ずチェックしましょう。

 

ワンポイント

またこれは初歩的なことですが、どこまでアンカーポイントが伸びているかは意外と見落としがちなもの。余計なロスを生まないためにも、作業前に一度は確認する癖をつけましょう。
またダイレクト選択ツールなどを用いる場合は、選択を取りこぼすことがないよう特に気をつけましょう。

 

 

パス化されている図形の拡大/縮小

なげなわツール1
なげなわツール2
なげなわツール3
さて、前者の場合はパス化が済んでいるため、基本的な注意点はこの時点でクリアしています。
選択の時、簡単なものは選択ツールを用いてさくっと指定でOK。
ただし図形が細かい場合は、できるだけなげなわツールを利用しましょう。レイヤーごとに移動する方法★もアンカーポイントの取りこぼしが少なく、お勧めです。
きっちりと選択できたことを確認できれば、単純な拡大/縮小はこれで思いのままです。

 

ワンポイント

さらに、純粋に拡大/縮小するだけであれば選択ツールを用いるとスマートに大きさを変更できます。
オブジェクトの形に合わせて選択ツールを使い分ける、ということを常に頭に置いておきましょう。

 

 

パス化されていない図形の拡大/縮小

パス化されていない図形の拡大/縮小1
パス化されていない図形の拡大/縮小2
パス化されていない図形の拡大/縮小3
先ほどはパス化されている図形について述べましたが、ここではパス化されていない図形の拡大/縮小についてご説明します。
まず、パス化されていない図形の代表といえばフォントです。文字の場合は、パス化(=アウトライン化)の前に大まかな大きさに設定してしまいましょう。そうすることでロスを削減し、作業時間を短縮することができます。ある程度目処がたったところで理想的な形に変化させると良いでしょう。特に明朝体やローマン体は細かい形が多いので、アウトライン化後の拡大/縮小はできるだけ最小限に留めることをおすすめします。

 

ワンポイント

大きさにムラを作りたい場合も、まずはフォントサイズを調節して合わせましょう。無理に分割してしまうと、その後の調節にロスが出てしまいますのでご注意ください。

 

 

小ネタ…ハンドルの扱い方

ハンドルの扱い方1
ハンドルの扱い方2
ハンドルはパス化に伴った、図形のフォルム、精度を上げるための必須ポイント。
一般的に、アンカーポイントは数を少ないほど良い、といわれています。その時にアンカーポイントを減らすコツがハンドルの使い方です。
またPCの入力機器にはマウスの他にペンタブなど、細かい操作が便利になるツールが存在します。ですが、ハンドル作業の時はきっちりと合わせることが必要なため、かえってマウス操作の方が便が良いのです。
形を整えるコツとしては、一度大きく形を変更してから少しずつ形を修正することです。ハンドル操作に慣れていない方は最初から細かい修正をしようとしがちです。ですが、細かい修正ばかりしていると、結果的に大きなタイムロスを生んでしまいます。粗方大きな変更を終えてから、理想的な形を目指して修正する方法をおすすめします。

 

ワンポイント

ハンドルの扱い方3
ハンドルの扱い方4
ハンドルを使う時は、キーと同時押しが便利。
特に水平方向は必須。shiftキーを押しながらハンドルをクリック>水平方向にスライドでまっすぐ動かすことができます。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。

Illustratorにおいて、図形の拡大/縮小は切っても切れない関係にあります。ここで重要なことは、基本的なことは基本的なやり方でのみ行うという先入観を捨てることです。すべての作業には時短の方法が隠れていますので、もしも「作業時間が長い」と思った時には、何か効率の良い方法はないかと常に疑ってくださいね。

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memeron

今年東京の美術大学を卒業したmemeronと申します。 大学ではデザインを専攻、在学中はイラストや雑貨の製作をしながら友人らと展示などで活動していました。 現在は引き続きデザインとイラストを学びながら、フリーランスで自立できるよう邁進中です。 元々文章を書くことも好きだったので、何か人のお役に立てることをできればと思い日々模索しております。 何事にも一生懸命取り組んでいきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。

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