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Illustratorであとからでも変形・修正できる斜体のテキストを作る方法


すでに作成されたIllustratorファイルのテキスト修正などで、困ることはありませんか?

例えばitalic書体が無いものをデザインのためにアウトライン化している場合。
軽微な修正ならいいのですが、大量にあるとその修正に対して非常に多くの工数がかかってしまいます。
編集段階であれば、できるだけアウトライン化せずにテキストは残しておくと、便利ですね。

というわけで、あとからでも変形・修正できる斜体を考えてみます。

あとからでも変形・修正できる斜体

特に問題がなければフォントスタイルをitalicにするのが確実です。

italic書体を使う
ただし、当然のことながらitalic書体がなければ使えません。また、boldなどの他の書体とは併用できません。

3D効果で擬似シアー

「効果」→「3D」→「回転」で設定すると斜体が作れます。

3D回転で斜体
効果なので設定が残り、後からの変更が行えます。一時期はこの方法を採用していたのですが、3D効果は扱いが難しいのと、いちいちレンダリング処理が入り、処理が止まってしまうので今は殆ど使っていません。

 

italicが無いのであればシアーを使用

斜体がなくてもあとから編集できて、なおかつ効果を使わない、Illustratorの基本機能のみで作成してみます。

シアーというのはオブジェクトの向きを変えるツールです。変える方向は水平垂直だけでなく任意の方向に変える事ができますが、マウス操作だと描画が難しいので、値を入れて操作します。

ツールパレットの拡大縮小ツールの中にシアーツールがあります。長押しや右クリックで見つけて下さい。

シアーツール

シアーツール選択後、シアーツールアイコンをダブルクリックでシアーウィンドウが出ます。

シアーツールウィンドウ

プレビューしながら好みの角度で変更します。あまり変更し過ぎると書体が崩れすぎてしまうので、ほどほどに角度をつけるのがおすすめ。

シアーの設定

シアーをかけることで斜体を作りました。もちろん、ダブルクリックして内容を編集することも可能です。

また、もう一度シアーツールのツールパレットを開くと先ほど入力した値が残ってますがので、変更したい場合は一旦同じ値だけマイナスにして、適用してから直しましょう。常に前回の変更分が入力されているので、連続で適用してはいけません

シアー戻す場合

もし別の文字にシアーツールを適用して以前の値がわからなくなった場合は、中身のテキストだけコピペしてやり直した方が早いと思います。

変形ウィンドウにもシアーがありますが、何故か回転とシアーは値を保持できない仕様(描画後値が0に戻る)なので、ひと目で角度が分かる人以外は使わない方がいいでしょう。

 

複数行ある場合

一行だけの見出しなどであれば上述の方法で可能ですが、テキストエリアツールで書かれた複数行の場合は少し問題があります。

シアーツールでエリア内文字ツールで書いた複数行の文字にシアーをかけると、行頭がずれていきます。

複数行のシアー

エリア内文字が平行四辺形になってるので、ダイレクト選択ツールなどでアンカーを四角形に戻してやると、行頭が綺麗に整列します。

複数行のシアー適用後

これで綺麗に行頭がそろいました。

縦書きの場合

縦書きの文字にシアーをかけると文字や行の方向が斜めになってしまうのでちょっとだけ工夫が必要です。

まずシアーを掛ける際にシアーツールで方向を垂直に設定します。これで文字の中心線は垂直になります。

垂直シアー

これだけだとまだ文字が斜めに回転した状態になっているので、その後文字ツールで文字を回転させます。シアーを掛けた分だけ回転の値が変わってきますので、微調整します。

垂直シアー回転適用

縦書も複数行がある場合も横書きと同様に文字エリアのアンカーを水平垂直に整理すると綺麗になります。

あと縦書き横書き共に字間が開いてしまうのでトラッキングを修正したほうがいいでしょう。画像では-100かけてます。

まとめ

テキストのまま、なるべく効果を使わないことで後々の修正が簡単になる場面も多いと思います。是非試してください。

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