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人物の切り抜きをPhotoshopでするときに使えるテクニックまとめ


Photoshopの醍醐味といえばエフェクトをかけたり合成をしたりする事です。
物を切り取り合成をするのは簡単ですが、人物を切り抜くのは難しいと思いませんか?
特にふわふわとした髪の毛、これが厄介です。
おくれ毛や髪の毛のはねた部分も細かく入れて行かないと髪の毛らしくないし…と最初に思います。
その部分も含めて人物の切り抜きに使えるテクニックを記載します。

切り取ってみよう 自動選択ツール

こちらの画像を使用します。

4371581666_0ed4d76e67

http://www.gatag.net/

こちらの画像の様に、背景と人物のコントラストで切り取り安い画像に有効です。

 

レイヤーを複製します。
複製したレイヤーに対して作業を行います。
101

 

わかりやすいようにレイヤーの間に別レイヤーを入れます。
左から右への黒白グラデーションです。
102

 

余白部分を選択します。
ツールバー→自動選択ツール→余白をクリック。
100 103

 

Shiftキー+クリックで選択範囲を増やすことが出来ます。
104

 

DeleteキーもしくはBackSpaceキーで選択範囲を削除します。
105

 

このようにバックが白(明るい)と切り取った境界線はわかり難いです。
しかしバックが黒(暗い)と切り取った境界線がわかります。

 

 

境界線を調整 オーバーレイ

さきほど切り取った境界線が目立ってしまう事に気が付きます。
境界線を目立たないようにしましょう。

 

レイヤーを複製、間に別レイヤーを挟む。
余白部分を選択するまでは同じ工程です。
104

 

余白を選択している状態→境界線を調整をクリック。
106

 

境界線を調整パネルが開きます。
107

 

ブラシの大きさは上部ツールバーに表示された所で行います。
左から半径調整ツール、調整消去ツール、ブラシの大きさを調整。
107-108

 

表示モード→表示/オーバーレイ
半径を表示にチェック
半径調整ツールを選択
108

 

このように境界線のみドラッグします。
109

 

OKをクリックすると一見選択範囲が変わっていませんが
DeleteキーもしくはBackSpaceキーで選択範囲を削除します。
110

 

先ほどと比べ、境界線がわかり難くなっていますね。

 

境界線を調整 白黒

レイヤーを複製、間に別レイヤーを挟む。
余白部分を選択するまでは同じ工程です。
104

 

余白を選択している状態→境界線を調整をクリック。
106

 

境界線を調整パネルが開きます。
107

 

表示モード→表示/白黒
半径調整ツールを選択
境界線をドラッグします。
111
人物の左半分のみドラッグをしています。
右半分と表示の違いがわかりますが、白=選択範囲、黒=選択されていない範囲です。
この時に選択した人物の範囲の中で、白っぽく表示された部分は選択をされているので背景が透けてしまいます。
青で囲った部分は背景のグラデーションが透けています。
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レイヤーマスクで調整

境界線を調整を行った場合、背景が透けてしまいましたね。
この場合の対処法を記載します。

 

レイヤーを複製、間に別レイヤーを挟む。
余白部分を選択するまでは同じ工程です。
右クリック→選択範囲の反転
113

 

人物が選択された状態です。
境界線を調整→境界線をドラッグ→出力/出力先/レイヤーマスクを選択→OKをクリック
200

 

先ほど選択した範囲がマスクになっています。
116

 

拡大してみると顔が透けている事がわかります。
117

 

マスクを選択します。
118

 

ブラシツールで色を塗って行きます。
黒=マスクの選択範囲とされる
白=選択外として元画像が表示される
白色で顔を塗りつぶすとこうなります。
119

 

このようにマスクを使用すると背景を合成後
選択が甘い部分はきちんと選択し直し
選択を解除したい部分も確認しつつ選択できます。

 

境界線を調整パネル 半径調整ツールと調整消去ツール

境界線の調整では、選択部分の境界線を決めることがわかりましたね。
そこでパネルにある「エッジ」という単語、そのまま「境界線」と捉えてください。

 

エッジを調整して、どの範囲までを選択するのかを決めます。
各部分をどのように調整するかで、うまく人物が切り抜けます。

 

境界線を調整パネルで使用する「半径調整ツール」と「調整消去ツール」についてです。

201

半径調整ツールは選択範囲を反映していきます。
調整消去ツールは選択範囲を取りすぎた場合、調整が不要だった部分を消していきます。

アイコンがペンと消しゴムなのでわかりやすいと思います。
こちらを上手に利用して境界線を調整していきましょう。

 

 

境界線を調整パネル エッジを調整

202

Photoshopを利用していると、エッジを調整にある調整箇所の意味がわかると思います。
髪の毛の部分がわかりやすいので拡大して比較してみましょう。

 

調整なし
nashi

 

滑らかに
調整範囲の選択が滑らかにした分、薄ぼやけて見えます。
nameraka

 

ぼかし
ぼかした状態で境界線を選択してしまうので、背景も大まかに選択しています。
bokashi

 

コントラスト
選択範囲をハッキリと分けて出してきます。
kontorasuto

 

エッジをシフト +50
角や辺のプラス側を含みます。
プラス側の場合は選択範囲の外側、この画像だと背景を選択しているので人物側にシフトする。
soft

 

エッジをシフト -50
角や辺のマイナス側を含みます。
マイナス側の場合は選択範囲の内側、この画像だと背景を選択しているので背景側にシフトする。
hard

 

 

境界線を調整 出力/不要なカラーを除去

人物だけを切り抜いても、人物像に元画像の背景が反映してカラーが反射されている場合があります。

 

こちらの画像を使用します。
gf01a201503300300
http://www.gatag.net/

 

前記の通りに切り抜くと、このようになります。
背景の紫と青色が人物に反映されています。
300

境界線を調整の時に、出力/不要なカラーの除去をチェック
量に関しては画像に合わせて設定してください。
303

 

量 50%
301

 

量 100%
302

わかりにくいですが、髪の毛に反射された背景の色が取れています。
このように部位により、背景の色の反射具合も違うのでレイヤーにわけて設定を行うと良いです。

 

 

境界線を調整に不向きな画像

境界線を調整ツールは本当に便利な機能です。
ただツールが適応しにくい画像がありますので、気をつけてください。

こちらの画像の様に、自分物と背景の境界線がわかりにくいものは不向きです。
4510042270_2448fc1162_o

http://www.gatag.net/

 

このように上手く切り取れませんので、切り取りを行う画像を選びましょう。
203

 

レイヤーを分けて切り抜く

人物を切り抜く場合、部分ごとレイヤーでわけて切り取り作業を行うとスムーズです。
わけ方は色々です。
大まかに選択できる部分と細かい選択が必要な部分。
この画像の場合は頭部(青)と体(赤)にわけて別レイヤーにします。
01

 

対象が大きい場合は中側を決めて、外側を細かく決めていく。
中側(赤)と外側(青)にわけて別レイヤーにします。
02

 

このようにレイヤーに分けて選択範囲を指定していくのもコツの一つです。

 

 

切り取ってみよう 選択ツール

ツールを利用して選択範囲を指定していく場合です。
指定する範囲が広い場合は、こちらでサクっと選択範囲を決めて行きます。

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切り取ってみよう 多角形選択ツール

長方形や楕円の選択ツールより、はるかに自由度の効く選択ツールです。
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全て直線で繋ぐので、複雑な部分は細かくクリックしていきます。
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最後は始点に終点をクリックすると選択範囲となります。
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切り取ってみよう ペンツール

ペンツールを利用して選択範囲を指定していく場合です。
ペンツールは複雑な形にも合わせていけるので、便利なので利用しましょう。

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ペンツールで直線と曲線を使い分けてなぞっていきます。
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最後は始点に終点をクリックします。
右クリック→選択範囲を作成
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まとめ

人物の切り抜き作業では大まかなやり方は同じですが、状況などにより細かな設定や作業が異なってきます。
ここで紹介した方法も一部ですが、試しつつ作業をしていくとコツが掴めてきます。
とくに「境界線を調整」については人物の他にぬいぐるみ、動物などの毛だったものにも有効です。
是非、試してみてください。

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